| 制作ノートインデックス > メイキング13 |
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主人公アキラの妹れい子役に選ばれた、永嶌花音さんは、若干10歳。最年少だ。 だが、彼女は小さい頃からテレビや映画、舞台でも活躍中で、帝劇での「レ・ミゼラブル」ではリトル・コゼット役をこなしている。今回も愛らしい、無邪気な妹役をなんなく演じてくれた。兄のアキラとコロッケを買いに行くシーンでは、セリフを読むたびに、かわいい〜!と、聞いてるみんなもうれしくなるほど感動。 ●午後からは、子役が全員集合、スタジオもにぎやかになってきた。 映画「ふるさと-JAPAN」には、子役が10人登場する。アニメで、これだけ大人数の子どもを声優に使うのは珍しい。さらに、子どもたちが4〜5人で会話をするシーンも多い。朝礼のシーンや空き地で遊ぶシーン、また教室の中など、それらの場面は多種多様。それぞれの場面に合わせた会話を展開していく。 子どもたちのアフレコはほんとうに むずかしい。1・2回のテストでOKがでる時もあれば、6・7回とテストを重ねることもあり、スケジュール通りというわけにはいかない。ひとつひとつのシーンは2・3分のものだが、収録には10〜30分、長いものでは1時間に及んだものもあった。 |
15:00、集中が続く子どもたちの表情にもやや疲れが出てきた。 また、志津役の河口舞華さんは、その声の持つ雰囲気が、監督のイメージにピッタリということでオーデションで選ばれた。 |
ところで、朝10:00のスタートから最後までずっと参加してくれたのは、アキラ役の 関根直也くん。とにかく長時間。登場シーンもセリフも多く、ほんとうに大変だった。彼は映画「チャーリーとチョコレート工場」でリトル・ウィリーの吹き替えを担当する実力派。 夜8時を過ぎても、疲れも見せずにセリフを読む子どもたち。プロ意識は十分だ。 |
さて、大人のアフレコは明日の予定だが、先生役の花村さやかさんには、子どもたち との会話が多いので、今日きていただいた。午後一番から一緒にスタジオに入っての収録で、子どもたちのアフレコを暖かく見守ってくださる。 最終夜9時からは、花村さんだけの単独収録。劇団民芸の女優さんでその演技力は 素晴らしく、新任教師として赴任してきた先生のういういしい様子や、音楽の先生の 雰囲気を十分に表現しきって、8つのシーンすべてを短時間で録り終えた。 すべてが終了したのは、午後10時半をまわってのこと。 朝10時から子どもたちと一緒にスタジオに入って、ほぼ12時間、ぶっつづけで演技 指導にあたり、ず〜っとしゃべり続けた塩屋さん、また、同じく、昼休みもそこそこに 録音や進行を担当してくれたスタジオマウスのスタッフの皆さんも、長時間本当に お疲れさまでした。 |
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| ★大人のアフレコ |
今日は大人のアフレコの日。13人が 集合して31のシーン全てを収録する。 皆さんベテラン、プロの声優さんなので、画面に映し出される絵の口の動きに、ぴったり合わせたセリフまわしで、収録は朝から順調に進んだ。 さすがに早い。「は〜いテストいきま〜す」とテストを1回、2回。声の調子を整えて、すぐに「ハイ本番へ〜」と入っていく。長いセリフではうまくいった部分を残して、他の部分だけを録り直すという技も使う。 アニメの声優さんはキャラクターの雰囲気に合った声が第一。さらに、それぞれのシーンに合った演技も要求される。キャラクターの人物設定をよく理解し、この人ならこんな時こういう言い方をするだろうと〜〜〜〜。 学校の職員室のシーンでは、4人の男の先生が会話を交わす。校長先生をはじめそれぞれに違った先生の性格を反映して、見事に演じきってくださり迫力ある出来上がりになった。西澤監督の脚本は声優さん泣かせ 〜〜〜〜〜 セリフが長くブレス(息つぎ)の位置も難しい。 |
校長先生役の岩田安生さんは、「サザエさん」でも伊佐坂先生を務める名高い声優さん。 さて、今日は大人の声優さん方で、子どものガヤ(主人公の背後でガヤガヤとしゃべっている様子)録りも行う。どういう展開になるのかと思っていると、ふだん アニメで子役を担当している女性の声優さんが3・4人出てきて、子どもの声、それも男の子の声をなんとも平然と出してしまった。 |
| <文・写真 西澤真佐栄> |