今年の東京は暑く、7月23日の録音日の3日前には最高気温が39.5℃に達し、観測史上最高を記録した。 そんな猛暑の中、東京赤坂にあるコロンビア本社の第一録音スタジオでは、 「ふるさと-JAPAN」の童謡のレコーディングが行われた。 集まってくださったのは、作曲家の若松歓先生、ピアノ伴奏の渡辺かおりさん、森の木合唱団、タンポポ合唱団、杉並児童合唱団のメンバーのみなさん。また、制作サイドは、音楽監督のクリヤ・マコト氏、音楽制作担当のセラフの方々、ミキサーの塩澤氏、演出の飯島さんに西澤監督、村上プロデューサー、さらにビデオ班と総勢16名の体制で臨んだ。
「ふるさと-JAPAN」では童謡が大きなテーマのひとつ。 物語は昭和31年の小学校を舞台に、童謡を歌いつないでいこうとする先生と子どもたちの話として展開していく。 このところ、童謡ブームとでもいうべき流れがおきている。 NHKの紅白歌合戦にも出場する、由紀さをりさんと安田祥子さんの童謡コンサートは有名だが、ここ2.3年外国人アーティストが日本の童謡や唱歌を自国語に翻訳して歌い、そのままCDを発売したり、コンサートを開くといった動きもでてきている。 大ヒットした平井堅さんの「大きな古時計」が直接の火付け役になり、若い世代にも注目されるようになったという。
もともと童謡や唱歌には、四季の移り変わりや日本の原風景がある。
美しいことばとやさしいメロディーでつづった歌に、すがすがしさを感じ、時には深い感動をおぼえる。 また、多くの人がなんとなく口ずさめるのも童謡の特徴。 世代をこえて歌い継がれてきた童謡は、世界に誇れる日本の文化だと改めて思う。
2日間に分けてのレコーディング。 十分に訓練された合唱団といえども、この暑さ、子どもたちの声の調子はどうだろうか・・・・・。 わくわくと、どきどきで、レコーディングは始まった。
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